三大疾病のために、給付金額を増やす

入院給付金日額を倍増させれば、保障される入院日数が倍増したのと、同じ効果が得られます。ただし、保険料も大きく増えます。

ここまで、医療保険の(1日あたりの給付金額)が5,000円という前提で、ご説明してきました。
保険料などの試算も、入院給付金日額5,000円として、おこなっていました。

入院給付金額10,000円で、三大疾病に対応可能

この入院給付金日額は、ほとんどの医療保険で、増やすことができます。増やし方は、医療保険によって異なります。
もっともよく見るのが、入院給付金額5,000円⇒10,000円です。

医療保険から受け取る金額という意味では、入院給付金日額を2倍するのは、保障される日数を2倍にするのと(60日⇒120日にするのと)同じ効果があります。

前のページでご説明したように、入院給付金日額5,000円で120日間限度の入院保障(つまり、60万円の入院給付金)でも、何とか三大疾病に対処できそうです。

ということは、入院給付金日額10,000円で60日間限度の入院保障でも、三大疾病の対策として通用しそうです。

保険料は大きく上がるけれど、メリットはある

ただし、入院給付金日額を倍増すると、保険料も大きく増えます。具体例でご説明します。

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』で、35歳の女性が、入院給付金日額5,000円、1入院60日間限度の保障から、保障内容をレベルアップしたときの、月々の保険料の増加額を試算しました。

レベルアップの方法 保険料の増加額
入院給付金日額を10,000円に増額 1,685
保障限度を120日間までに延長 160

これだけ保険料に差があると、入院給付金日額を倍増するのは非効率に見えます。しかし、この方法ならではのメリットが、他にあります。

入院日数が60日以内におさまったとき、入院給付金日額10,000円であれば、入院費用を負担しても、お金が残る可能性が大きいです。
三大疾病の場合、入院が終わった後も、通院や服薬が続きことが多いのですが、残ったお金をそれらの費用に回すことができます。

つまり、入院費用だけに限って考えると、日額10,000円は割高なだけですが、治療全体で考えると、それなりのメリットを期待できます。

三大疾病で一時金が出る特約があります。保険料は高くなりますが、使い勝手は優れています。

ほとんどの医療保険に、三大疾病で50万円とか100万円とかの一時金をもらえる特約が用意されています。

一時金特約は、使い勝手が良い

一時金が出る特約には、他にはない2つのメリットがあります。

  • 一時金特約は、条件を充たせば、入院中や入院前でも請求できる。現金が早く手に入る。
  • お金の使い方を、自由に決めることができる。通院費用やリハビリ費用などに回すこともできる。

入院給付金なら、入院日数が確定しないと、金額が決まりません。よって、保険会社に給付金請求の手続きするのは、原則として退院後になります。

三大疾病の一時金特約では、たとえば、がんなら、診断が確定した時点で、保険会社に一時金を請求できます。一時金を、入院中に受け取ることも可能です。

もちろん、デメリットもあります。

  • 一時金の金額は、加入するときに決めた金額に固定される。
  • 他の特約より、保険料が高くなりやすい。

三大疾病一時金の保険料は高い

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』で、35歳の女性が、三大疾病一時金特約(50万円)を付加すると、月々の保険料は1,160円アップします。一時金100万円だと、2,320円保険料も上がります。

一時金100万円があれば、200日分の入院給付金に相当します(入院給付金日額5,000円として)。三大疾病の入院に対策として十分です。

しかし、保険料が高いので、費用対効果は悪いです。三大疾病の入院長期化に対策するなら、入院保障の日数制限を延長する方が、よっぽど安く上がります。

一時金の必要性は、治療全体で判断

三大疾病の一時金特約は、入院費用の不足分の埋め合わせに使うことができます。しかし、そのためだけにこの特約を付けるのは、費用対効果が悪すぎます。

そもそも、三大疾病の一時金特約は、入院給付金の補強のための特約ではありません。
その存在価値は、入院費用を含めて、さまざまな求めに、幅広く柔軟に対応できるところにあります。

たとえば、がんだったら、放射線治療や抗がん剤治療は、通院でおこなわれることが増えています。脳血管疾患であれば、この病気の症状は安定しても、日常生活を取り戻すために、リハビリ等が必要になるかもしれません。

また、病院での治療とは別に、滋養強壮や免疫力アップのために、特別な食事やサプリメントを定期購入するかもしれません。あるいは、自宅を改装して、バリアフリーにするかもしれません。

医療保険の機能の中で、こうした幅広い要求に応えられるのが、三大疾病の一時金特約です(それでも、三大疾病に限定されますが・・・)。

入院の長期化対策だけでなく、三大疾病の治療全体を考えて、必要と思えたら、三大疾病の一時金特約をご検討下さい。

三大疾病への準備を検討し、適切に商品やサービスを選ぶには、家計や保険の専門家を上手に活用しましょう。

三大疾病対策として、何を重視し、そのためにどういう手段をとるのか。

的確な判断をするためには、三大疾病の治療の実態、健康保険や高額療養費制度の仕組み、保険の仕組みや各社の商品内容などに、詳しくなければなりません。

その一つ一つを勉強するのは、かなりの時間と能力が必要になります。また、勉強したからといって、適切に判断できるとは限りません。

そこで、家計や保険の専門家を上手に活用することをオススメします。そのための手軽で安心な方法は、
賢い生命保険の入り方
をご覧ください。

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