脳血管疾患に必要な保障

平均入院日数の約2倍、つまり6ヶ月間入院したとしても、十分な保障を受けられるなら、ひとまず安心。

脳血管疾患による入院期間が、平均的な長さ(3ヶ月)以内であれば、医療保険の標準の保障でも、頼りになります。逆に言うと、その入院期間が平均的な日数より長引くと、標準の保障では物足らなくなります。

そこで、入院が長引いても安心な医療保険の保障内容を、検討してみましょう。

6ヶ月間入院したときの医療費

脳血管疾患の平均入院日数の約2倍の期間、つまり6ヶ月間入院したという想定で、必要な医療保障を見積もります。

その前提として、平均的な年収の現役世代(70歳未満)の人が、6ヶ月間入院したときの入院費用を、試算しました。

初めの3ヶ月の
自己負担額
86,165(1ヶ月あたり)
   ×3ヶ月=258,495
残りの3ヶ月の
自己負担額
44,400(1ヶ月あたり)
   ×3ヶ月=133,200
6ヶ月間の合計 391,695

高額療養費制度では、入院4ヶ月目以降は、自己負担額が低くなります。
その結果、6ヶ月間の入院費用は、上の表の通り391,695円になります。これが、必要保障額です。

医療費とは別に、食費や雑費がかかる

入院すると、食費、雑費(日用品、新聞、雑誌、テレビなど)、交通費、差額ベッド代などが加わります。これらの金額は、上の費用の金額とは別に、負担しなければなりません。

ここでは、食費1日あたり780円(健康保険の基準)、雑費を1,100円(自賠責保険の基準)と想定します。
1日1,880円なので、6ヶ月だと338,400円に上ります。

食費や雑費の大部分は、入院しようがしまいが発生する費用です。よって、これらの費用まで医療保険で準備するかは、人によって判断が分かれそうです。

もし食費や雑費まで医療保険でカバーするとしたら、合計して730,095円が、必要保障額になります。

脳血管疾患のために、医療保険を手厚くする方法は複数あります。それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

脳血管疾患の入院費用をまかなうために、医療保険を強化する方法は、いくつもあります。

医療保険の商品内容に違いがあるので、保障を手厚くする方法も、商品ごとに異なります。
そんな中で、よく目にするのは以下の4つの方法です。

  • 入院給付金を日額10,000円に増やす。
  • 入院の保障日数を120日までに延ばす。
  • 三大疾病による入院のとき、保障日数を延長する特約を付ける。
  • 三大疾病で入院すると、一時金が出る特約を付ける。

脳血管疾患に備えたい、という単純な目的ですが、選択肢は複数あります。どれを選べはよいでしょうか?

上の4つの方法について、実際の商品で保険料や給付金額を試算しながら、メリット・デメリットを見ていきます。
ここではアフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』に、35歳女性が、終身保障・終身払込で加入するという設定で、試算・比較します。

標準の保障内容(日額5,000円の60日間)

上の4つの方法を比較する前に、念のために、医療保険の標準の保障内容(日額5,000円の60日間)のときの、試算結果を載せておきます。

医療保険から出る金額 35万
月々の保険料 1,955

6ヶ月の入院でも60日分しか出ないので、入院費用(391,695円)には足りません。食費や雑費を含めた金額(730,095円)と比べると、半分くらいしか、まかなえません。

入院給付金を日額10,000円に増やす

脳血管疾患に限らせず、あらゆる入院で、入院給付金日額を10,000円にする方法です。

医療保険から出る金額 70万
月々の保険料 3,910

医療保険から受け取る金額は、入院費用(391,695円)を、余裕で超えます。食費や雑費を含めた金額(730,095円)だと、少し足りませんが、ほとんどをまかなえます。

どんな病気・ケガによる入院でも、もらえる金額が倍増するので、そのぶん保険料の上がり幅は大きいです。

入院の保障日数を120日までに延ばす

脳血管疾患に限らせず、あらゆる入院で、保障される入院日数を120日間までに延ばす方法です。

医療保険から出る金額 65万
月々の保険料 2,140

医療保険から受け取る金額は、入院費用(391,695円)を、余裕で超えます。食費や雑費を含めた金額(730,095円)にはとどかないので、不足分を補う必要があります。

保険料の上がり幅は、小さいです。

三大疾病による入院のとき、保障日数を無制限に延長する

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』には、三大疾病による入院のとき、保障日数を無制限に延長できる特約があります。これを付けたときの試算です。

医療保険から出る金額 95万
月々の保険料 2,120

医療保険から受け取る金額は、入院費用(391,695円)はもちろんのこと、食費や雑費を含めた金額(730,095円)と比べても、余裕のある金額です。

保険料の上がり幅は、小さいです。

三大疾病で入院すると、一時金が出る特約を付ける

アフラック『ちゃんと応える医療保険EVER』には、三大疾病で入院すると、一時金が出る特約があります。
一時金の金額は、50万円と100万円のいずれかを選ぶことができます。ここでは、50万円で試算します。

医療保険から出る金額 85万
月々の保険料 3,270

医療保険から受け取る金額は、入院費用(391,695円)はもちろんのこと、食費や雑費を含めた金額(730,095円)まで、まかなうことができます。

一時金は、所定の条件をみたせば請求できるので、入院中に受け取ることができて、便利です。ただし、保険料の上がり幅は、大きいです。

オススメは、三大疾病で保障される入院日数を延長する特約です。

4つのプランをご覧いただきましたが、「三大疾病で保障される入院日数を延長する特約を付ける」が、受け取ることの出来る金額がもっとも大きくて、月々の保険料はもっとも安くなりました。

よって、脳血管疾患への対策としてオススメできるのは、「三大疾病で保障される入院日数を延長する特約を付ける」です。

三大疾病のうち、脳血管疾患以外の、がんと心疾患は、必ずしも入院が長引きやすい病気ではありません。脳血管疾患のために、三大疾病の入院保障をそっくり手厚くするのは、ムダが多いような気がします。

しかし、脳血管疾患の入院だけを手厚くする保障や特約は、どの医療保険にもありません。
現実的な対処方法として、三大疾病で保障される入院日数を延長するのが、ベストのようです。

というわけで、次のページでは、現在販売されている医療保険の中で、脳血管疾患による入院のときに、保障される入院日数を延ばせる商品を、ご案内します。

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